幸せは、同時期に1つしか叶わないと思う
こんにちは。
宗教法人ましゅです。
…嘘です。
ふと、帰り道に考えたことについてお話ししたいと思います。
「幸せは、同時期に1つしか叶わないと思う」ということについてです。
よく巷で、”◯◯をしたら願いがどんどん叶うようになる"…みたいな、1つのことをキッカケに、芋づる方式のように人生が好転する系の話や書籍が人気を博しているのをみかけます。
そんなに簡単に人生いくものでしょうか?
私はそう思わないんです。
まあ、そうなってくれたら一番いいんですけども。
何故そう思うか?
それは、漢字に着目するとなんとなくわかるかなぁ、と思います。
しあわせ。
漢字で書くと、幸せ。
幸せって、どういう経緯で感じるものでしょう?私の人生を思い返すと、幸せは、必ず辛い時の後にやってくるイメージがあります。例えば受験勉強とか就活とか、体育会系の人ならめっちゃ練習した結果勝った試合とか。辛いことの報いとして、幸せはやってくるなぁ、と思ったのです。
すごくベタなことを言うと、辛という漢字に横線を1本足したら、幸になるんですよね。
その1本の横線が、叶った幸せを表してるのではないでしょうか?
また、横線が2本、3本…と増えたら、それは幸という漢字ではなくなっちゃいますよね。
つまり、幸せは一度に1つしか叶わない。
でも、人間というのは欲張りなもので、幸せを感じてもその感情は永久には続かず、いつかその幸せを忘れてしまう。そうすると、また辛いなーなんとかならないかなーって考えてしまう。そうしてまた、幸せを探し求める。辛→幸への横棒を探し求める。
人生ってそんなもんなんじゃないかなって、ふと思いました。
欲張ってたくさんの幸せを求めても痛い目を見るだけだし、逆に、今が辛くてどうしようもないって状況でも、いつか必ず報われる時がくるはず。
まあ、鍛錬を欠いては何事も進みませんがね。